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生命保険の基礎を学ぶ!生命保険の基礎知識から、比較や見直しまで。

団体信用生命保険とは

住宅ローンを組んでいる方なら、どの金融機関であっても、ほぼ間違いなく「団体信用生命保険」(団信、と略して呼ぶことが多い)に加入させられたと思います。

 

これは、通常20年とか30年とかいう非常に長い返済期間が設定されている住宅ローンにおいて、その期間中に死亡などの理由で返済不能になった場合に、生命保険会社が住宅ローンの残高返済を肩代わりするというものです。ほとんどの民間金融機関では、この団体信用生命保険への加入が義務付けられています。

 

普通の生命保険よりも加入手続きが簡便で(通常「申込書兼告知書」の記入のみ)、保険料も安いのが一般的です。

 

ただ怖いのは、何らかの理由で加入を拒否されると、住宅ローンが組めなくなるばかりか、その情報が共有され、他の金融機関であっても融資が受けられなくなることが多いようです。また、だからといって告知書などに嘘の情報を記入すれば「告知義務違反」となるのは、普通の生命保険などと全く同じです。

 

なお、夫婦連帯で住宅ローンを組んだ場合でも、どちらか一方でなく夫婦で団体信用生命保険に加入することが出来ます。