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生命保険の基礎を学ぶ!生命保険の基礎知識から、比較や見直しまで。

生命保険の種類

死亡保険の種類」のページにもありますが、改めて死亡保険(生命保険)の種類をもう少し詳しく説明します。

 

定期保険(ていきほけん)
保障期間(契約期間)を定め、その期間の終了時(満了時)であっても返戻金が発生しないものです。それ故「掛け捨て」などとも呼ばれます。その分、月々の保険料は他の種類に比べて安く設定されていることが多く、逆に死亡した際に受け取れる保険金は高めであると言えます。保障期間は数年から数十年と、商品などにより幅広いバリエーションがあります。

 

終身保険(しゅうしんほけん)
定期保険と違って保障期間の定めがなく、終身すなわち生涯に渡って保障が続くタイプの保険です。保険料の支払いは、同じく生涯に渡って支払い続ける終身払いだけでなく、一定期間(払込期間)を定めてその間のみ支払う有期払いもあります。当然ながら人間はいつか必ず死にますが、それはつまり終身保険においては保険金が必ず発生するということであり、保険料にはその積立分も含まれるため、定期保険と比すると割高となっています。中途解約については返戻金があることが多いようです。

 

養老保険(ようろうほけん)
保障期間(契約期間)を定めるという意味では定期保険と同様ですが、期間終了時(満了時)に満期保険金が発生します。その意味で、一番貯蓄性の高いタイプの保険と言えます。当然、期間中に死亡すれば死亡保険金を受け取れますが、期間終了時の満期保険金もそれと同額に設定されています。何だか定期保険と終身保険のいいとこ取りをしたような内容ですが、その分、保険料は最も割高であると考えて相違ありません。