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生命保険の基礎を学ぶ!生命保険の基礎知識から、比較や見直しまで。

4. 死亡保険の種類

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よく「3億円の生命保険」などと言いますが、実際には一概に「○○円の保険」と言いづらい面があるのです。それは、生命保険(死亡保険)には概ね下記のような種類(=商品)があり、単一の商品のみでなく、これらの商品をいくつか組み合わせて契約する場合が多いからです(また、併せて「特約」といったオプション的な契約を付加することもあり、それが保障内容をより複雑にしています)。なお、保険会社によって本当に様々な種類があり、呼び名は同じでも細部が微妙に違ったりしますので、下記はあくまで基本的な考え方であることはご留意ください(別途、「生命保険の種類」のページにもう少し詳細な説明がございますので、ぜひ追ってご参照ください)。

 

定期保険
保険料は安いが、払い込み期間中に死亡した時のみ保険金がおりる。満期という考え方はなく、基本的に返戻金はない。

 

終身保険
保険料は高いが、払い込み期間が過ぎても(満期になっても)一生涯(終身)保険金がおりる。解約した場合は、解約返戻金がある。

 

養老保険
保険料はとても高いが、払い込み期間が過ぎれば(満期になれば)満期保険金がおりるので、貯蓄の意味合いが強い。払い込み期間中に死亡した場合は、死亡保険金がおりる。

 

これらを組み合わせて、「残された家族に必要なお金」をカバーすることを考えればいいのですが・・・。

 

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