女性保険とは
女性保険とは、文字通り女性向けの保険のことです。女性特有の病気で治療や入院をする際の保障が手厚くなっているものです。女性にとっては非常に魅力的に映る商品と言えるでしょう。
ただ、保障が手厚くなっている分、保険料が高く設定されている場合もあり、必ずしも女性に向けた特別にお得な商品という訳ではないということは、知っておくべきかと思います。今の時代、「レディースプラン」や「女性限定」などと声高に謳って多くの女性の興味を惹く商品やサービスが百花繚乱状態ですが、そういった他の商品やサービスのように、女性に利得や特典があるかというと、必ずしもそうではないということが多いのです。つまり、そのようなイメージで契約してしまうと、痛い目を見ることもありますので注意が必要です。
また、女性特有の病気以外のケースに対してはカバーされない場合がありますので、こちらも要注意です。
ちなみに、女性特有の病気とは、乳がん・乳腺症・子宮がん・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・卵巣機能障害など、女性のみが患う可能性のある病気です。これに、病気ではありませんが、流産や帝王切開なども含まれる場合があります。また、関節リウマチなど、女性に多いというだけで必ずしも女性のみの病気ではないものが含まれることもあります。これらを患ったりその状況になったりした際に、給付金が上乗せされて多く支払われたりするという訳です。
なお、女性が入院する場合、同室者への不安やプライバシー確保などのために、個室を要求することも多いかと思います。その際に発生する、いわゆる個室特別料金や差額ベッド代といったものを、基本的に保険はカバーしないことが多いので、その場合は自己負担となることは頭に入れておくべきでしょう。
いずれにしても、現在は生命保険各社とも競って特徴ある女性保険商品を取り揃えている時代ですので、しっかりと情報収集を行い、慎重な比較・検討をした上で契約されることをお勧めいたします。こちら（→「女性のための生命保険」）のページもご参考になれば幸いです。
